阪神サヨナラ!延長11回、関本だ!

[ 2008年7月11日 22:24 ]

11回、サヨナラ打を放ち、阪神・関本は大きくガッツポーズ

 【神2―1広】阪神が今季6度目のサヨナラ勝ち。1―1の延長11回、矢野の右前打をきっかけに2死一、三塁。関本が左前に運んで、試合を決めた。7回以降の5投手の無失点リレーも光った。広島は先発の前田健の好投を生かせなかった。

 ≪12日にもVマジック≫阪神・関本のバットが岸本の変化球を完ぺきにとらえると、打球は左翼手の前に落ちた。1―1の延長11回。2死一、三塁から「何としても勝ちたかったので必死でした」と言う関本のサヨナラ打で、阪神が苦しい試合をものにした。
 初顔合わせの前田健に手を焼いた。変化球主体の投球に、攻略の糸口が見つからない。「初対戦で絞り切れなかった」と岡田監督。7回までゼロ行進が続いた。
 8回に高橋光の犠飛でようやく追いついたものの、以降は互いに決め手を欠いた。11回は1死から矢野が右安打。平野のバントが悪送球を誘って一、二塁。赤星の二ゴロで2死となったが、最後は関本のしぶとい打撃が勝利を呼んだ。
 「2回もそういう場面が回ってきて。決めないといけない」と関本。9回1死三塁のサヨナラ機で凡退した悔しさを、次の打席で晴らした。これで再び貯金は最多の28。いよいよ12日にも優勝マジックが点灯する。

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2008年7月11日のニュース