もはや過去の栄光…最多本塁打男に全球団興味なし

[ 2008年7月11日 16:20 ]

 米大リーグの最多本塁打記録を持つバリー・ボンズ外野手が、現役続行の意思があるにもかかわらず、全球団から「獲得に興味がない」と伝えられていることが分かった。10日付の全国紙USAトゥデーが伝えた。

 ボンズの代理人は「今はどの球団とも話をしていない。なぜなら、すべての球団が興味を持っていないことを明確にしているからだ。全球団だ」と語った。最近は、ダイヤモンドバックスとの交渉が話題になったが、不調に終わったようだ。
 代理人によると、24日で44歳になるボンズは今も練習を続けており、10日も準備すれば、実戦に復帰できるという。
 ボンズは昨年まで通算762本塁打。昨季は打率2割7分6厘、28本塁打、66打点でオールスター戦にも出場したが、薬物使用に関する偽証などで起訴されている。代理人は、公判が始まる来年3月9日までは自由にプレーできるとしている。(共同)

続きを表示

2008年7月11日のニュース