鈴木誠也4打数1安打　9月打率・375と絶好調締めもカブス終戦　終盤の大型連敗響く

ナ・リーグ   カブス10－6ブルワーズ （ 2023年9月30日    ミルウォーキー ）

4回に左前打を放つ鈴木誠也（AP）
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　カブスの鈴木誠也外野手（29）が30日（日本時間10月1日）、敵地でのブルワーズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、4打数1安打でチームの連敗を4で止める勝利に貢献。ただ、マーリンズの勝利により、プレーオフ進出の可能性が完全消滅した。

　初回、モレルの先頭打者本塁打で先制した直後の第1打席は四球で出塁し、ゴームズの満塁本塁打を呼び込んだ。2回の第2打席は右直だった。

　6－6の4回1死二塁は左前打を放ち、一、三塁と好機を拡大。ハップの左前適時打を呼び込み、勝ち越し点を奪った。さらに一、二塁からベリンジャーも右翼フェンス直撃の二塁打。二塁走者の鈴木は激走で本塁に生還。8点目を奪った。

　5回2死三塁の第4打席は右飛、7回2死一塁の第5打席は中飛だった。9月は104打数39安打、7本塁打、打率・375と絶好調で終えた。

　チームは初回に6点を先制も2回までに追いつかれる苦しい展開となったが、この日は打線が奮起。2桁安打＆2桁得点でブルワーズを突き放し、連敗を4で止めた。ただ、試合中にマーリンズがパイレーツに勝利。1試合を残してワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性が消滅し、カブスは終戦を迎えた。