ヤクルト散発5安打で11度目零敗 高津監督「たくさんボール球を…」後輩・松田には「本当にお疲れさん」

[ 2023年10月1日 21:51 ]

セ・リーグ   巨人1―0ヤクルト ( 2023年10月1日    東京ドーム )

<巨・ヤ>4回、空振り三振に倒れた村上(右)と高津監督 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 今季11度目の零敗で借金は3年ぶりの27に膨らんだ。先発の山野含め投手陣4人が1失点でつなぐも打線が沈黙。全て単打の散発5安打でつながりを欠いた。セ・リーグ初となる連覇翌年の最下位の可能性を残したまま、残り1戦。高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――山野は4回2/3を4安打1失点。4回までは好投。

 「まさか初球を打ってくるとは思っていなかったので。ホームラン1本で途中交代ですけども、抑えたので。まあ少し成長している印象は受けましたね」

 ――球数は57球で早めの交代。四球を与えたからの判断か。

 「日程等々、リリーフ等々の調整、間隔も踏まえて、これ以上、点をやれないと思ってリリーフに託しました」

 ――打線が無得点。

 「そうですね。打てなかったですね。たくさんボール球を振った、振らされたというのか。帰って、何個ボールを振ったか、ちょっと数えてみたいと思います」

 ――8回に右翼・丸山和が前進守備から背走して好捕。

 「大きなプレーですね。あれが捕れるのはもしかしたら、うちでは彼と塩見くらいかもしれないですね。それくらいいいプレーですし、いい打球判断だったと思います」

 ――残り1試合。

 「点を取るゲームなので、点を取らなきゃいけないですね。じゃないと、勝てないので。点を取る作戦というか、方法というか、相手ピッチャーいいですけども、考えたいと思います。その中でしっかり競ってね、競って一歩抜け出せるように頑張りたいと思います」

 ――2軍で奥川が3カ月ぶりに実戦復帰し、1回を3者凡退。映像は見たか。

 「見ました」

 ――印象は。

 「投げられたということがよかったのかなと。投げ方とか、感覚は本人しか分からないですけど、まだまだかなという感じはしますけども、しっかり腕振れてマウンドに立てたことが非常に大きいんじゃないですかね」

 ――フェニックス・リーグで試合を重ねて調子を上げてほしい。

 「そうですね、オフだけじゃなくてシーズン中もぜひ投げられるように調整してほしいなと思いますね」

 ――亜大の後輩である巨人・松田が引退試合。

 「一緒にユニホームを着たことはないんですけども、ただ、あれだけ元気があって素晴らしい選手が亜細亜大学出身ということを非常に大きくアピールしてくれた選手なので、本当にお疲れさんと伝えました」

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月1日のニュース