巨人グリフィン 松田の現役最終試合を勝利で飾る好投「花を添えることができて良かった」7回無失点で6勝

[ 2023年10月1日 22:47 ]

セ・リーグ   巨人1-0ヤクルト ( 2023年10月1日    東京D )

<巨・ヤ>4回を終えたグリフィンを激励する松田 (撮影・西川祐介)
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 巨人の助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(28)がヤクルト戦(東京D)で7回で8三振を奪う4安打無失点の好投で8月2日のヤクルト戦(東京D)以来60日ぶりとなる来日6勝目をマークした。

 初回に先頭打者の塩見に安打を許すなど、1死一、二塁のピンチを招いたが、村上、サンタナを打ち取って無失点。スコアボードに「0」を刻んでリズムをつかんだ。

 最速149キロ直球を軸に、スプリット、カットボール、カーブなどを丁寧にストライクゾーンの隅に配球。5回にバッテリーを組む岸田の2号ソロで援護点をもらうと、7回を無失点のまま108球で投げ切った。

 「結果は良かったんですけど、調子が良かったとは言えないので、修正の余地があるかな」と自己採点は厳しめだが、与えた四球はわずかに1つと丁寧な投球を貫いた結果の白星だった。

 今季限りでユニホームを脱ぐ松田の現役ラストマッチを勝利で飾ることができた。「1年間しかチームメートでいられなかったですけど、松田選手の現役最終試合に一緒にできて、花を添えることができて良かったと思います」と満足げな笑みを見せた。

 来日1年目の今季は20試合の先発で6勝5敗、防御率2.75の成績をマーク。来季の残留が濃厚となっている。

 「真っすぐの精度を上げていくということと、カーブの精度を上げること」と課題を口にした左腕。「個人的な成績よりもチームの勝ちに貢献できるような投球を常に心がけているので、勝ち負けよりもQSの数とかそういうのを意識してます」と話した。

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