エンゼルス大谷との再会を指揮官、ナインが喜ぶ 捕手オハピー「9回に2発目を打てと言ってきた」

[ 2023年10月1日 14:08 ]

<エンゼルス・アスレチックス>オハピーがかぶとをかぶるも、かぶとは破損(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が9月30日(日本時間10月1日)、3年連続でチームMVPに選出された。本拠地エンゼルスタジアムでのアスレチックス戦前に表彰式が行われ、19日の右肘手術後初めてファンの前に元気な姿を見せた。試合は3―7で敗れたが、9回までベンチで戦況を見守った。

 試合後、フィル・ネビン監督は「彼は元気だった。チームメイトと一緒にいて幸せそうだった。会えて良かった」と笑顔。表彰式で今季の活躍をチーム全員で称えられたことには「素晴らしかった。(大型ビジョン用の)カメラがダグアウトにいる彼を捉えたとたん、グラウンドで(大谷を称える雰囲気を)感じることができた。彼にはオーラがあり、チームに違うエネルギーをもたらしてくれている。彼は一日中笑顔だった。彼はみんなと一緒にいられなくて寂しかったみたいだし、僕たちも彼と一緒にいられなくて寂しかった」と振り返った。

 7回に14号2ランを放った捕手オハピーは「ブルペンにいたから彼の表彰式は見られなかったが、私は誇りに思っているし、感謝している。9回に“2本目の本塁打、15号を打って”と言ってきた。それ以外は話せていない」とやり取りを明かした。

 チームメイトの投票で選ぶチームの最優秀投手に選ばれた守護神エステベスは「チームメイトに投票してもらい、彼らが高く評価してくれたことを知ることは嬉しい。私は自分自身に投票しなかった。3人の名前を入れる必要があるが翔平を一番上のリストに入れた。驚いた」と笑顔。好きな日本のアニメの話題で交流がある大谷については「大谷と話したが、彼は元気そうだった。かなり順調。彼のキャリアを再び見ることを楽しみにしている」と話した。

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