巨人グリフィンが60日ぶり6勝目 松田ラストマッチで7回8K零封の力投

[ 2023年10月1日 19:43 ]

セ・リーグ   巨人1―0ヤクルト ( 2023年10月1日    東京D )

<巨・ヤ>7回のピンチを脱したグリフィンは雄叫びを上げる (撮影・西川祐介)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(28=米国)が1日に出場選手登録され、同日のヤクルト戦(東京D)で来日20度目の先発登板。7回で8三振を奪う4安打無失点の好投で、8月2日のヤクルト戦(東京D)以来60日ぶりとなる来日6勝目をマークした。

 試合前まで5勝5敗のグリフィンは8月23日のヤクルト戦(東京D)で予告先発投手として発表されていたが、試合前練習中、左側頭部にフリー打撃の打球が当たって頭部打撲と診断され、先発回避。9月6日のヤクルト戦(神宮)でも予告先発投手として発表されていたが、発熱して2度連続での当日先発回避となった。

 8月16日の中日戦(バンテリンD)以来33日ぶりのマウンドとなった9月18日のヤクルト戦(東京D)では5回2安打無失点と好投も打線の援護に恵まれず、79球を投げて0―0のまま降板した。

 今季限りで現役引退する松田のラストマッチとなったこの日は、初回に1死一、二塁のピンチを招いたが無失点で切り抜けると、その後も無失点投球。0―0のまま迎えた5回にバッテリーを組む岸田の2号ソロで先制してもらうと、7回を無失点のまま108球で投げ切った。

 グリフィンの投球内容は7回で打者27人に対して108球を投げ、4安打無失点。8三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は149キロだった。

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