巨人・岸田が大先輩に惜別の先制アーチ 渾身パフォも披露「熱男が出来てサイコーです」

[ 2023年10月1日 18:39 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年10月1日    東京D )

<巨・ヤ>5回、先制ソロを放った岸田はスタンドに向かって「熱男」ポーズを決める(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の岸田行倫捕手(26)がヤクルト戦(東京D)で7番に入ってスタメンマスクをかぶり、5回の第2打席で左翼スタンドへ飛び込む先制の今季2号ソロ。試合後に引退セレモニーを行う松田宣浩内野手(40)の前で渾身の「熱男~!」パフォーマンスを披露し、偉大な大先輩を喜ばせた。

 0―0のまま迎えた5回だった。この回先頭の松田が右飛に倒れ、1死走者なし。ここで第2打席に入った岸田が相手先発左腕・山野の初球を捉えた。

 高めに浮いたフォークボールを完璧に捉えて左翼スタンドへ。岸田の本塁打は自身初のサヨナラアーチを代打で放った6月30日の阪神戦(東京D)以来93日ぶりとなる今季2号、プロ通算3号だった。

 そして、ダイヤモンドを一周してベンチ前に戻ると、松田の目の前で渾身の「熱男~!」パフォーマンスを披露。松田は満面に笑みを浮かべて岸田を出迎えていた。

 ▼岸田 打ったのはチェンジアップです。引退する松田さんの前でホームランを打てて良かったです。「熱男」が出来てサイコーです。

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