オリオールズがトミー・ジョン手術を受けるF・バティスタに2年の契約延長を保証

[ 2023年10月1日 09:09 ]

オリオールズ・バティスタ
Photo By スポニチ

 オリオールズのクローザー、フェリックス・バティスタ(28)がトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を受けることになった。

 執刀するのはレンジャーズのチームドクターでもあるキース・マイスター医師で、時期は10月の第1週か第2週。オ軍のマイク・エライアスGMが発表した。復帰は25年の開幕戦の予定だ。

 右肘じん帯を部分断裂したのは8月25日のロッキーズ戦。8勝2敗、33セーブ、防御率1・48のオールスタークローザーは、ポストシーズンで投げられるよう、手術なしでの復帰を目指した。

 9月24日シミュレートゲームで打者相手に25球投げたが、球団首脳はポストシーズンの登板は難しいと判断した。「ここからポストシーズンに間に合うことはないと明らかになった。これ以上手術を遅らせるわけにはいかない」とGM。エライアスGMは同時に、24年、25年の契約について合意したとも発表した。バティスタは24年のオフに調停権を得るが、これで契約について心配することなく、リハビリに専念できる。

 オ軍は22年4月にトミー・ジョン手術をした先発左腕のジョン・ミーンズにも同じことをした。ミーンズは今年9月に復帰、ここまで4試合に登板し23・2イニングを投げ、防御率2・66だ。オ軍はこれでバティスタ抜きでポストシーズンを戦う。軸になるのは右腕イエニエル・カノ、左腕トリオのダニエル・コローン、シオネル・ぺレス、DL・ホールら。加えて先発からコンバートしたタイラー・ウェルズ、ジャック・フラーティを起用する予定だ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月1日のニュース