桜宮がコールドで4強入り　39年ぶり秋の近畿大会へあと1勝

秋季高校野球大阪大会   桜宮8―1槻の木 （ 2023年10月1日    大阪シティ信用金庫スタジアム ）

7回を1失点とした桜宮先発・石川
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　桜宮が槻の木を8―1の7回コールドで下し、15年ぶりの秋4強を決めた。39年ぶりの秋の近畿大会出場へは、あと1勝だ。

　先発した石川流惺が7回を1失点。試合前に先発を告げられた右腕は、雨で開始が約3時間遅れた間、緊張が止まらなかったが「マウンドに上がると、やるしかないとスイッチが入った」と見事に切りかえて見せた。

　打つ方でも6―0の3回に右中間へ適時三塁打。チームで取り組んでいるソフトボールを緩く投げて打つ練習の成果を発揮した。「ソフトボールは大きいけれど、きれいに芯で捉えないと飛ばない。あの練習でバットの出し方を学べた」。チームとしても15安打と、効果はてきめんだ。

　準決勝は大阪桐蔭と対戦。「全国レベルの高校と戦える。挑戦者の気持ちで挑んでいきたい」。と力をこめた。