井端ジャパン 宮崎で始動へ 11月「アジアチャンピオンシップ」直前合宿計画

[ 2023年10月1日 05:05 ]

野球教室に参加した井端氏
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 侍ジャパンが11月16~19日に東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」の直前に宮崎県の清武総合運動公園で合宿を計画していることが30日、分かった。次期監督の井端弘和氏(48)の新体制は宮崎から本格始動する。

 24歳以下、あるいは入団3年以内の選手を中心に出場する「初陣」の前に同じ釜の飯を食べて一体感をつくる。世界一奪還で全国に感動を届けた3月のWBC以降では初の国際大会。狙いはチームワークを高めることだけでなく同県内で秋季キャンプを行う球団と練習試合をする可能性もある。井端氏は8月に指揮したU12ワールドカップでも直前合宿を行い「スピード&パワーで勝負できたら将来(トップチームで)太刀打ちできる」と明確な言葉で同じ方向を向かせ、短期決戦に必要な一体感をつくった。

 侍ジャパンは稲葉篤紀元監督の初陣だった17年の第1回大会の直前も同地で合宿を開催。井端氏もコーチで参加した。同大会連覇を狙う今回も、同じ場所からスタートを切る。

 ≪佐賀で野球教室参加≫この日、井端氏は佐賀県武雄市で行われた「JA全農WCBF少年野球教室」に参加。137人の小学生に対して打撃、守備、走塁を熱心に指導し「一日でも長く野球を続けてもらえたらうれしい」とメッセージを送った。侍ジャパン次期監督だが、正式発表前でありコメントはせず。また、同県出身で前西武監督の辻発彦氏(スポニチ本紙評論家)も参加し「聞こえてくる言葉がみんな佐賀弁だから佐賀やな」と地元での野球教室を楽しんでいた。

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