巨人・原監督「最後の最後まで野球少年」と松田にはなむけメッセージ　熱く抱き寄せる場面も

セ・リーグ   巨人1―0ヤクルト （ 2023年10月1日    東京D ）

＜巨・ヤ＞引退する松田に花束を渡す原監督（撮影・沢田　明徳）
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　巨人の原辰徳監督（65）がヤクルト戦（東京D）の試合後に引退セレモニーを行った松田宣浩内野手（40）にはなむけの言葉を贈った。

　セレモニーでは、子供のころから憧れの選手で、巨人入りにも尽力してくれた原監督の名前を何度も口に出し、感謝の言葉を贈った松田。原監督から花束を受け取り、熱く抱きしめられると涙、涙となった。

　セレモニー終了後、松田についてきかれた原監督は「最後の最後までこう、なんていうか、野球少年のようなね、非常に勝つということにね、今日でも一番勝ちを願っていたようなね、我が軍には非常に必要なメンタルかなと改めて思いました」とコメント。

　3回には三塁ゴロも華麗にさばいて安定したスローイングで一塁へ送球してアウトにする場面も。「サードにもゴロ飛んでね。すごくいいボールがいきましたしね。ヒットこそ出なかったけど、彼の味というものは出たんではないかなと思いますね」と目を細めて振り返っていた。