阪神・岡田監督 初勝利の岡留エピソード「ファームから何回も推薦あったけど、おい大丈夫か?と言うた」

[ 2023年10月1日 19:18 ]

セ・リーグ   阪神6-5広島 ( 2023年10月1日    マツダ )

<広・神>プロ初勝利を挙げた岡留(右)は岡田監督に祝福される(撮影・大森 寛明)
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 阪神は佐藤輝の3ランを含む4打点の活躍で、勝てば2位が決まった広島の前に立ち塞がった。岩崎は35セーブを挙げ初のタイトルが決まった。岡田監督は2人の活躍を称えた。報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ―岩崎はセーブが付いた。
 「いやあ、ちょうどセーブの機会があったからな。うまいこといったからなあ」

 ―セーブ王が確定した。
 「そうやろ。なあ。良かったよな」

 ―改めて今季の岩崎の活躍をどう評価するか。
 「そら最初な、セットアッパーでスタートやったからな。だから試合数がけっこう、増えてたけど。最初から(抑えで)いったったら、もっと楽にいっとったかもわからんけど」

 ―貢献度は投手陣の中でもかなり大きい。
 「そら大きい大きい。失敗は2回か。まあ、そら1年間投げて2回ぐらいは失敗はするよな」

 ―きょうは打線も2桁安打。
 「まあまあ、ある程度今日は最後やったから、別にメンバーも出てたし」

 ―5回は3点差で前進守備。短期決戦を想定した采配か。
 「まあちょっとな、今日はな。まあ、なんかいろいろあったからな、昨日からな」

 ―5回の佐藤の本塁打はうまく打った。
 「打ちそうな感じやったけどな」

 ―床田から打ったのは先を見据えても大きい。
 「(床田が)来るかどうかはわからんかったけどな。ベンチに入ってるなあとは思ったけど。まあそこで床田が出たから、左(投手)がいないようになったから、逆にこっちは攻めやすかったけど。左1枚やったからな」

 ―森下はいい当たりもあった。
 「戻ったんちゃう。ちょっとは」

 ―レギュラーシーズンごに「突貫工事」と言っていたが。
 「おれは何にもしてないよ」

 ―突貫工事は必要ないか。
 「まあそれはすぐに結果が出たからなあ」

 ―ブルペンデーで中継ぎの見極めだった。
 「いけるもんは全部使おうと思ってたからな。延長になったら、才木でいこう思ってたから。それまで使えたからな」

 ―岡留がプロ初勝利。
 「そうやな、おれ分からんかった。誰が勝ち投手か分からんへんやん(笑)」

 ―今日の投球を見て。
 「いやいや、自信つけたというかな、ついてるしな」

 ―変化球がいい。
 「そうやな。最初に比べたら経験も積んでなあ、落ち着いたんちゃうかな、だいぶな。自分のボールを投げるようになったからな」

 ―キャンプの紅白戦でストライクが入らなかった。
 「俺はキャンプの紅白戦のイメージがあったからな。(シーズン中に)ファームから何回も推薦あったけど。おい大丈夫か?と言うとったけどな。そういう意味では自信つけたよな、だいぶ」

 ―打線はレギュラーメンバーで10安打。
 「まあ、なあ、やっぱり14試合っていうのは多いよな(優勝)決まってからな。なかなかモチベーションは無理やからな。こっちもそんなにハッパかけられへんよ、はっきり言うてな。今まで130試合もやった後のあれやからな」

 ―まだ2週間あるが湯浅が今日実戦復帰した。
 「おう、そんなんフェニックスで投げてからや。そんなもん」

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