成瀬善久氏 猫招き投法の原点は「高校の1学年下に涌井秀章っていう投手がいて…」

[ 2023年6月6日 14:30 ]

ロッテ時代の成瀬善久氏
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 ロッテなどで96勝を挙げた左腕・成瀬善久氏(37)がYouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」にロッテ同期の内竜也氏(37)と出演。有名な「猫招き投法」の原点を明かした。

 肘を畳んだコンパクトで独特のフォームから繰り出す精度の高いコントロールが最大の武器。現在も独立リーグBC栃木で投手兼ヘッドコーチで現役を続ける成瀬氏だが、そのスタイルの原点には横浜高時代で1学年下の超高校級右腕と名将の存在があった。

 成瀬氏は「高校生のとき1学年下に(現中日の)涌井秀章っていう投手がいまして、自分の中では球が速いって自覚していたが、渡辺(元智)監督に“お前はコントロール”と言われて意識し始めたのが原型」と明かした。

 もともとコントロールには自信があった。「ストラックアウトとかよくやっていた。目標に向かって狙って投げるのは大事」とアマチュア選手に制球力を上げる方法をアドバイス。

 猫招き投法については「高校時代のフォームは違った。プロに入って肩を手術して痛くない投げ方を意識したら今の投げ方になった」と説明した。

 ロッテ同期入団の内も「打者から見づらい壁の作り方。勉強になった」と振り返った。

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