西武 先発与座は7回2失点も今季初勝利ならず 5回2死二塁で細川への初球 直球を打たれて命運分かれる

[ 2023年6月6日 20:21 ]

交流戦   西武ー中日 ( 2023年6月6日    県営大宮 )

<西・中>先発する与座 (撮影・白鳥 佳樹)
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 4試合目の登板で今季初勝利を狙った西武の先発・与座だったが、またも白星をつかむことはできなかった。

 4回までは4安打無失点。しかし5回、2死二塁のピンチで岡林に右前適時打で先制点を献上した。

 さらに2死二塁で打席には3番・細川。それまでの2打席はいずれも直球で空振り三振に仕留めていた。特に1打席目は高めのつり球。サブマリンで下から浮き上がってくる与座のボールの軌道と細川のスイングはまるで合っていなかった。

 3打席目。バッテリーは初球に過去2打席で三振を奪った直球を選択した。しかし細川は完全にこれを狙っていた。追い込まれて三振をしたくない心理も働き、初球から打ちに来られて中越えの二塁打を許した。

 7回7安打2失点と奮闘も白星はならず。広報を通じて「5回の2失点は、何とか2点目は防ぎたかった、というのが本音です」とコメントした。

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