落合博満氏　現役時代に「本当にスゲーな」とうなったバットの本数は？

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が6日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。現役時代のバットについて語った。

　落合氏はバットの長さについて「（最初は）34インチ（約86・36センチ）からだよ」とし、そこから34.5インチ（約87.63センチ）に変更したという。約1,3センチ長くした理由については「大した理由はなかったと思う。何の気なしに“34.5を作ってくれ”っていうようなことで作って、それがしっくりきたっていうことなんだろうとは思うけどね。長さってそんなに気にはならないはずだよ」と話した。現役最後の日本ハム時代には35インチ（約88.9センチ）のバットも使ったことがあったという。

　「我々の時代っていうのは、バット工場へ行ってバットを作るっていうのは、そうはなかった時代だからね。買ってた時代だから」という落合氏も、ロッテで3度3冠王を獲得し、中日に移籍した後は、バット工場に出向いて、自身に合うバットを削ってもらうようになった。材質や木目の流れまで気にしてバットを選んで使っていた落合氏。「オレのバットっていうのは何百本作った中の何本だからね。単価からしたら、何十万、何百万の単価になってるはずだよ」とした上で、シーズン中に使ったバット本数については「使っても2、3本のもんじゃない？そんなに折ることもなかったし。（その中でも）いいもの順から使っていくってやつだから」と話した。

　その中でも「現役でやってて、本当にスゲーなっていうバットは3本しかなかった」という。“へー！こんなバットできんのかよ！”っていう。音といいね」と振り返っていた。