西武・松井監督 プロ野球史上初の「PL学園OB監督対決」は中日・立浪監督に軍配も「明日頑張ります」

[ 2023年6月6日 22:34 ]

交流戦   西武1ー2中日 ( 2023年6月6日    大宮公園 )

<西・中>メンバー表を交換する松井監督(左)と立浪監督(撮影・白鳥 佳樹)
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 高校野球の名門・PL学園出身の監督は歴代で4人いる。尾花監督(横浜、現DeNA)を除く3人が大宮の地に集結した。中日・立浪監督に西武・松井監督、そして元楽天監督の平石ヘッドコーチ。オープン戦では今年3月8、9日に対戦も、公式戦で同校OBの監督が対決するのは史上初となった。

 試合前。中日の練習中に平石コーチは立浪監督のもとへあいさつに出向いた。「雲の上の人?もちろん。最初は僕らが簡単に話しかけられる人じゃなかった。刺激をもらえる大先輩」。松井監督は真剣勝負の前とあってあいさつはせず、試合前のメンバー交換でがっちりと握手を交わした。

 試合はロースコアの接戦となるも、西武は中日先発・鈴木を捉えきれずに6安打で1得点の惜敗。これでカード初戦は6連敗となり、松井監督は「(相手先発の鈴木は)低めに集まっていて。絞りきれなかった」と振り返った。

 立浪監督はPL学園の6学年先輩。ポジションも同じ遊撃手だ。「高校の、プロ野球の大先輩。後輩のことを常に気にかけていただいている」と松井監督。史上初の対決の初戦は黒星に終わったが、「何とか明日、頑張ります」と言葉に力を込めた。

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