意外? 広島の守護神・栗林がプロ3年目で初勝利 「今年いいことがなかったので一番うれしい」

[ 2023年6月6日 23:45 ]

交流戦   広島3-2日本ハム ( 2023年6月6日    エスコンF )

交流戦<日・広>記念球を手に新井監督と笑顔で写真に納まる栗林(左)(撮影・高橋 茂夫)
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 新人から2年連続30セーブ以上。広島の守護神・栗林が、3年目にしてプロ初勝利を挙げた。

 先発・大瀬良の後を受け、1―2の7回に登板。1回を1安打無失点に抑え、直後の攻撃で味方が2点を奪って逆転。白星が転がり込み「今年、いいことがなかったので一番うれしい」と笑顔だった。

 絶対的な守護神として活躍した過去2年間。初白星は意外だが、セーブ機会をきっちり抑えていれば白星ではなくセーブがつく。その結果となれば納得がいく。

 今季は故障や不振に苦しむ。WBCは腰の張りで途中離脱。開幕後も調子は戻らず、現在は中継ぎを務める。それでも新井監督は「登板を重ねるごとに状態が上がってきている」と復調を感じ取っている。

 「少しだけチームに貢献できた。これを継続してファンの皆さんを笑顔にできるように頑張る」。守護神復活へ、さらに調子を上げていく。

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