江川卓氏　5月19勝と阪神タイガース絶好調の要因は「監督が替わったこと」

江川卓氏
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　元巨人の江川卓氏（68）が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。5月球団最多タイ月間19勝と阪神好調の要因を分析した。

　江川氏は「一番の要因は監督が替わったこと」と指摘した。

　前任の矢野監督が悪かったという意味ではなく、岡田監督がチームのよさを今のタイミングでうまく引き出せていると補足した。

　「岡田さんは対戦したことがあるので何となく性格も分かる」という江川氏は、「若い人たちとの年齢的なギャップが埋まればはまる」と思っていたという。

　前回の阪神、オリックス監督時代も選手の持っているものを引きだそうしているのが見えた。終盤のイニングを固定する勝ちパターン「JFK」も先発投手は5、6回で割り切ってリリーフに任せるという岡田監督の考えが選手にうまく伝わった結果成功した。

　江川氏は阪神が現在好調な理由にジェネレーションギャップを埋める岡田監督のコミュニケーション術を挙げた。「選手に直接言わないらしい。気がついたことはコーチを通して伝えている。それがうまい具合に回っていると思う」と解説した。