MLB球団幹部「大谷翔平にできないことはなし、比較できる対象は偉大なるマイケル・ジョーダンだけ」

[ 2023年6月6日 08:13 ]

エンゼルスの大谷翔平
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者が、改めて大谷翔平の才能に舌を巻いている。

 ア・リーグの投手として三振奪取数で2位でありながら、打者として本塁打数でも2位。打者としてトータルベース(塁打数)で2位でありながら、投手としては打者に与えたトータルベースが4番目に少ない。そして投手としてメジャーで最も被打率が低い。人間にこんなことは可能なのか?これを続けられるのか?そこであるMLB球団の幹部に「同じシーズンに投手として最もたくさん三振を奪って、打者としてトータルベースでもトップということは可能なのか?」と尋ねた。

 幹部は「できないという理由が見つからない。もし大谷が中東和平協定で仲介役ができるかと聞いてきても、「YES、たぶんね」と返事をするだろう。どんな質問であっても、「CAN OHTANI…」で始まるものなら、センテンスが終わる前に「YES」と答えるだろうと返事している。別の球団幹部は「大谷と比較できるのは偉大なるマイケル・ジョーダンだけ」と話したという。

 「大谷はユニークな選手。毎年今までとは違うことを見つけその部分でも上手くなり、選手としてのレベルを上げて行く。ジョーダンはあるオフに、次のシーズンは3ポイントシュートが上手くなろうと決め、また次の年は身体を大きく強くしようと決め、それを続けて圧倒的な選手になって行った。そのことを思い出す。基本的に我々はマイケル・ジョーダンを見ているようなもの。大谷に毎年新しい要素が加わっていく。自分が比較できると思うのはマイケル・ジョーダンだけだよ」と話したという。

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