巨人・原監督の勝負手実らず借金2 山本由伸の前に中田翔の適時打1点のみ 救援陣が無安打リレーも

[ 2023年6月6日 20:32 ]

交流戦   巨人1―2オリックス ( 2023年6月6日    京セラD )

<オ・巨>ベンチで厳しい表情を見せる原監督(右)(撮影・後藤 正志)
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 巨人は6日、京セラドームでオリックスと対戦したが、1―2で敗れて2連敗。打線がわずか5安打で勝率5割復帰はならなかった。

 オリックス先発の山本由伸投手に対し、4回に中田翔の左前適時打で得点したが、8回までわずか4安打に終わった。1点を追う7回は先頭の中田翔の中前打で無死一塁とし、原監督は、代走に吉川、ウォーカーの代打に重信を起用する勝負に出た。しかし、重信の初球のバントが捕邪飛となって送れず、大城卓、代打・梶谷がいずれも左飛に倒れて無得点に終わった。

 投手陣は先発の高橋が2回1/3を2失点で降板したが、2番手の菊地が3回2/3をパーフェクトに抑える好救援。7回を三上、8回を鈴木康も無安打リレーで接戦に持ち込んだが、最後まで打線があと1点が遠かった。9回はオリックス・山崎颯がマウンドに立ったが、1死一塁から吉川、重信が凡退した。

 巨人は交流戦通算199勝でセ・リーグでは最速の200勝に王手をかけていたが、7日以降におあずけとなった。

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