巨人・原監督 由伸攻略ならず「狙い球というか、漠然としすぎていた感じはある」

[ 2023年6月6日 21:42 ]

交流戦   巨人1―2オリックス ( 2023年6月6日    京セラD )

<オ・巨>ベンチで厳しい表情を見せる原監督(右)(撮影・後藤 正志)
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 巨人は6日、京セラドームでオリックスと対戦したが、1―2で敗れて2連敗。勝率5割復帰はならなかった。

 オリックス先発の山本由伸投手に対し、4回に中田の左前適時打で得点したが、8回までわずか4安打に封じられた。9回1死から岡本和が左前打で出塁したが、後続が凡退した。

 痛かったのは1点を追う7回。先頭の中田の中前打で無死一塁とし、原監督は、代走に吉川、ウォーカーの代打に重信を起用する勝負に出た。しかし、重信の初球のバントが捕邪飛となって送れず、大城卓、代打・梶谷がいずれも左飛に倒れて無得点に終わった。

 投手陣は2番手の菊地が3回2/3をパーフェクトに抑える好救援。7回を三上、8回を鈴木康も無安打リレーで接戦に持ち込んだが、最後まで打線があと1点が遠かった。

 試合後の原監督の一問一答は以下の通り。

 ――リリーフ陣が好投した。
 「ね、頑張りましたね。ちょっとワンサイド的になる可能性がありましたけどね、よく2番手、3番手がうまく投げましたね」

 ――中でも菊地が好投した。
 「ですね。成長してくれていますね」

 ――(先発の)高橋は早い回に降板。内容をどう見たか。
 「いや、もう、そこはあなたたちが評論してください。それは。まだできると思いますが。はい」

 ――菊地は今後、先発の可能性は?
 「いや、まあ、そこはまたピッチングコーチが考えるかもしれませんが」

 ――攻撃陣は。
 「少し、なんていうか狙い球というか、漠然としすぎていた感じはあるね。ボール球にあれだけ、いいピッチャーとはいえね。うん。ストライクを打つか、打たないかというのは、まあ重要なことでしょうね」

 ――7回のバントミスも痛かった。
 「まあ、まあ、ね。いろいろ重箱の隅をつつけばね、そういうことはありますけども、みんなで戦うわけだから、やっぱりその部分は大事だと思うけど、その部分はね。OK」

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