大会1号は国際武道大1年・若山　東京ドームで大学初本塁打に「素晴らしい球場で打てて誇らしい気持ち」

第72回全日本大学野球選手権第1日・1回戦   国際武道大9ー1広島経大 （ 2023年6月5日    東京D ）

＜広島経大・国際武道大＞3回1死二塁、国際武道大・若山は右越え2ランを放つ（撮影・小海途　良幹）
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　大会第1号アーチは国際武道大の1年・若山だった。3―0の3回に右越え2ラン。練習試合を含め大学初本塁打に「東京ドームはテレビでしか見たことがなかった。素晴らしい球場で打てて誇らしい気持ち」と胸を張った。

　北星学園大付（北海道）では高校通算21発も、3年夏の南北海道大会で同年ドラフト2位で阪神入りした東海大札幌・門別に無安打に封じられチームも敗退。プロ志望届は提出せず、名将・岩井美樹監督率いる同大進学を決意した。初の全国舞台で2安打2打点と打線をけん引した6番打者に、岩井監督も「モノは良い。あのまま4年間いってほしい」と期待した。

　6日の2回戦はドラフト1位候補右腕・常広を擁する青学大と対戦。怖いもの知らずの1年がV候補へ挑む。（柳内　遼平）