ロッテ・山口「特別」甲子園で一発だ計5打点だ 試合は今季最長5時間7分死闘ドロー

[ 2023年6月6日 05:30 ]

交流戦   ロッテ7―7阪神 ( 2023年6月5日    甲子園 )

<神・ロ>7回、逆転弾を放った山口(撮影・岸 良祐)
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 ロッテ・山口のバットが聖地で火を噴いた。2点を追う7回1死一、二塁で左中間へ一時逆転の3号3ラン。8回に同点とされ、死闘の末に今季3度目の引き分けに終わったが「一番、特別感のある球場。高校の時は何もできなかった。久しぶりに甲子園で試合をして一発打てたので良かった」と振り返った。

 明桜(現ノースアジア大明桜)2年夏に甲子園に出場。4番でエースだったが、秋田大会決勝で右肩を痛めた影響で登板はかなわなかった。3年夏は吉田輝星(日本ハム)擁する金足農に県大会決勝で敗戦。不完全燃焼だった高校時代の思いをバットに乗せた。5回2死満塁でも右前へ2点適時打を放っており計5打点。チームの連敗を4で止めることはできなかったが「また明日から打点を稼げるように」と見据えた。(大内 辰祐)

 ≪交流戦7年ぶり5時間超え熱戦≫5日の阪神対ロッテ戦(甲子園)の試合時間は5時間7分で、4月30日西武―楽天戦(ベルーナD)の4時間56分を抜く今季最長試合となった。なお、交流戦で5時間を超える熱戦は16年6月7日のオリックス対中日戦(京セラD=5時間13分)以来7年ぶり。

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