巨人・原監督の母・カツヨさん死去 89歳 3代の野球人を育て「自慢の母親」

[ 2023年6月6日 05:30 ]

1976年、東海大相模時代の原辰徳と母・カツヨさん
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 巨人・原辰徳監督(64)の母・原カツヨ(はら・かつよ)さんが5月31日、老衰のため神奈川県内の病院で死去した。89歳だった。通夜・葬儀は近親者のみで行われた。

 この日、葬儀に参列後、6日からのオリックス戦(京セラドーム)に向けて大阪に移動した原監督はカツヨさんについて「妻として母として祖母として3代の野球人を育てた。あれほど野球を真剣に、ケガというのを凄く心配しながら、そして勝利を願った女性は多分、世の中にそうはいないんじゃないかな。私にとっても自慢の母親」としのんだ。

 東海大相模時代の恩師でもある父・貢さんに始まり、自身、そして孫にあたる菅野と、3世代にわたり野球界と関わりが深く、サポートした。試合時は正座で観戦していたという。18年2月には2人で温泉旅行にも出かけるなど原監督にとって母の存在は特別だった。「(通夜、葬儀に)智之(菅野)も来た。(野球は)おふくろの中ではもう人生そのものだったんじゃないでしょうか。恋愛した時に野球選手だから、父もね」と述懐していた。(川島 毅洋)

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