中部大　投打かみ合い初戦突破「下級生コンビ」の1失点力投に堀田監督「上出来。素晴らしい」

第72回全日本大学野球選手権   中部大5―1九産大 （ 2023年6月6日    東京D ）

＜九産大・中部大＞3回、中部大・広田が適時打を放つ（撮影・村上　大輔）
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　6年ぶり3度目の出場の中部大は、九産大を5―1で下して初戦を突破した。

　投打がかみ合った。打線の主役は、5番・広田陽斗（4年）だ。初回2死一、二塁から右中間への先制の適時二塁打、1―0の3回無死満塁では中前適時打を放つなど3安打2打点と躍動した。

　投手陣は「下級生コンビ」が力投した。2年生の肥田雄策が5回4安打1失点と先発の仕事を果たすと、1年生の津波英太郎が4回3安打無失点で試合を締めた。

　堀田崇夫監督は、「打力で引っ張るのがチームカラー。緊張せずに振っていってくれればいいなと思っていたが、いつも通りに実践してくれて、うちのリズムで進められた」と5得点の打線を称えた。1年生ながら無失点に抑えた2番手の津波については「上出来。素晴らしかった」と評価した。