阪神・桐敷、5回持たず「野手の方に申し訳ない」 痛恨被弾の浜地は「勝てなかったのは自分の責任」

[ 2023年6月6日 05:15 ]

交流戦   阪神7―7ロッテ ( 2023年6月5日    甲子園 )

<神・ロ>5回、山口に適時打を浴びた桐敷(撮影・平嶋 理子)
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 動けなかった。7回1死一、二塁から山口に3ランを浴びた阪神・浜地は、着弾した左中間を見ながら、しゃがみこんだ。ベンチでも涙をこらえ、帽子を深くかぶった。「勝てなかったのは完全に自分の責任。凄く責任を感じている。批判されるべき投球だった」と言葉を振り絞った。今季15試合目の登板で5本目の被弾。わずか1/3回でKOされ、勝ちパターンでの起用に応えることができなかった。

 先発した桐敷も期待を裏切った。5回2死までアウトを重ねながら、2死満塁からポランコに押し出し四球、山口には右前2点打を許した。4回2/3を4失点で降板。チームの先発投手が5回持たなかったのは26試合ぶりだ。「追い込んでから決めきれなかった。援護していただいた野手の方に申し訳ないです」。今週はドラフト6位の新人・富田がローテーションに加わる。桐敷の立場も厳しくなった。(鈴木 光)

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