セガサミー「東京ラスト枠」つかみ都市対抗出場 MVPは無失点救援の2年目・古屋敷 西田監督も感無量

[ 2023年6月6日 18:46 ]

都市対抗野球・東京第4代表決定戦   セガサミー6―2NTT東日本 ( 2023年6月6日    大田スタジアム )

東京代表ラスト枠を勝ち取ったセガサミーの投打のヒーロー。無失点救援の古屋敷(左)と3安打2打点のルーキー高島
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 セガサミーがタイブレークの末、東京最終枠のドーム切符をつかんだ。立役者は1―2の7回2死か3回2/3を2安打無失点に抑え、MVPに選出された2年目の古屋敷(ふるやしき)匠真投手(23)だ。

 「調子が良かったので点数を取られる気はしなかった。普通に投げれば大丈夫かなって」。これで今大会3試合、計8回1/3を無失点リリーフ。勝負所でも150キロ超の直球を連発し、力でねじ伏せた。

 胴上げの輪から解放された就任4年目の西田真二監督(62)も感無量の面持ちだ。「ボクも4年目になってプロ野球とは違う1勝の重みというのかな、選手たちの笑顔を見て、社会人野球の厳しさを知りました」と振り返った。応援に駆けつけた里見治セガサミーホールディングス会長も喜んでいた。

 1カ月後の7月14日には都市対抗野球が開幕。古屋敷は「先発か救援どちらでも自分が抑えてチームに貢献したい」と力を込めた。

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