早慶戦 早大・島川が決勝の代打3ラン「スタンドが盛り上がってくれてうれしかった」

[ 2023年5月27日 16:17 ]

東京六大学野球春季リーグ戦最終週第1日   早大5―3慶大 ( 2023年5月27日    神宮 )

<早大・慶大>7回、早大・島川が勝ち越し3ランを放つ(撮影・村上 大輔)
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  26000観衆が集まった神宮球場で、早大の島川叶夢(4年=済々黌)が試合を決める3ランを放った。

 同点で迎えた7回一死一、二塁で代打に送られ、3球目を左翼の慶大応援席にぶち込んだ。打った瞬間右手を突き挙げての確信弾。「スタンドが盛り上がってくれてうれしかった」と照れながら、島川ははにかんだ。大竹(阪神)の甲子園での活躍に刺激され済々黌に進み、同じルートで早大へ。出番は少ないが、先輩の活躍も刺激になってヒーローになった。

 「前半、粘って後半流れがくると思った。あの場面は島川しかいないので。ホームランはできすぎだけど、よく打ってくれた」と小宮山悟監督は殊勲打男を称えた。そして「通常の応援に戻ってすばらしい試合をしてくれた。連勝して決めたいね」と締めくくった。

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