選抜準V報徳学園がまさかの初戦敗退 市和歌山に3回までに7失点「逆転の報徳」見せられず

[ 2023年5月27日 12:09 ]

高校野球春季近畿大会   報徳学園4―7市和歌山 ( 2023年5月27日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<市和歌山・報徳学園> 初戦敗退となった堀(左)ら報徳学園の選手ら (撮影・須田 麻祐子)
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 近畿大会が27日に開幕し、今春選抜準優勝の報徳学園(兵庫)が市和歌山に4―7で敗れた。

 序盤から苦戦を強いられた。先発の背番号10・間木歩(2年)が2回1/3、5失点。3回途中から背番号11の星山豪汰(2年)がマウンドに挙がるも、1イニングに一挙5点を失い、3回までに7点差と点差を広げられた。0―7の6回からは3イニング連続得点で3点差に迫るも、あと一歩届かなかった。

 大角健二監督は「選抜の準優勝は過去のもの。夏に向けてもうひと工夫が必要になる」と振り返り、主将の堀柊那(3年)は「夏に向けてのいい経験としたい」と先を見据えた。

 今春選抜では準決勝の大阪桐蔭戦で最大5点差を逆転。しかし、近畿大会で「逆転の報徳」の再現とはならず、初戦で姿を消した。

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