近畿大会でまさかの初戦敗退喫した大阪桐蔭・西谷監督　夏に向け「良い勉強になった」　

高校野球春季近畿大会1回戦   大阪桐蔭6－8智弁学園 （ 2023年5月27日    大阪シティ信用金庫スタジアム ）

大阪桐蔭・西谷監督　
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　今春選抜4強の大阪桐蔭が初戦敗退した。春季近畿大会1回戦で敗れるのは15年に彦根東2―3で敗れて以来。先発した安福拓海（2年）が初回、2本の三塁打を含む4安打を集中され4失点。2番手の平嶋桂知（2年）も2回に1点を奪われるなど流れを止めることができなかった。

　攻撃では2回から4イニング連続で1点ずつを返し一時は1点差に迫るなど粘りを見せたが、届かなかった。

　今秋ドラフト1位候補のエース前田悠伍（3年）は春の大阪大会に続き今大会もベンチ入りせず。選抜で活躍した南恒誠（3年）も右肩のコンディション不良でメンバーから外れるなど経験ある2投手を欠いたことが大きく影響した。

　西谷浩一監督は「（今後も）こういう展開もある。力が足りなかったということ。（前田不在での戦いで）いい面も悪い面もあったが、いい勉強になった。夏に向け、あらゆる面でやらないといけないことが多い。次（夏）は一回も負けられないですから」と話し、夏の頂点に向け、この日の敗戦を糧にする。