日本ハム・加藤貴は7回3失点　新球場オープニングのマウンドで2発浴びる

パ・リーグ   日本ハム―楽天 （ 2023年3月30日    エスコンフィールド ）

＜日・楽＞力投する先発の加藤貴（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムの加藤貴之投手（30）が7回8安打3失点。2発を浴びるなど、新天地の幕開けを飾ることはできなかった。

　エスコンフィールドのまっさらなマウンドに上ると、初回先頭の辰己に投じた記念すべき新球場第1球目は120キロのスライダー。2ボール2ストライクからスライダーで最初の見逃し三振を奪った。

　2回は1死から阿部に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びたが、山崎は中飛、伊藤は直球で空振り三振に仕留めた。

　4回も先頭のフランコに左翼戦二塁打を許したが、浅村、島内、阿部と後続を断った。

　5回は1死から初球の138キロ直球で伊藤に新球場1号となる左越えソロを献上。6回は無死一塁でフランコに左翼2階席に飛び込む特大2ランを浴びた。

　昨年9月、新庄監督から早々に指名された開幕投手。1―3とリードを許したまま102球でマウンドを降りることになった。