ヒルマン氏 侍・栗山監督への“サプライズ”始球式は「梨田さんと私の間で秘密にしてました」

[ 2023年3月30日 20:19 ]

パ・リーグ   日本ハムー楽天 ( 2023年3月30日    エスコンフィールド北海道 )

<日・楽>始球式後に握手を交わす歴代の監督たち(左から栗山氏、ヒルマン氏、梨田氏)(撮影・高橋 茂夫)
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 プロ野球は30日、新球場「エスコンフィールド北海道」での日本ハム―楽天で先行開幕。ファーストピッチセレモニーに登場した侍ジャパンの栗山英樹監督(61)、日本ハムを06年に日本一に導いたトレイ・ヒルマン氏(60)、08年から4年間日本ハムを率いた梨田昌孝氏(69)の3人が新球場での開幕戦を盛り上げた。

 ファーストピッチセレモニーでは栗山監督が打者としてヒルマン氏と梨田氏のバッテリーと“対戦”する予定だったが、ヒルマン氏の“粋な計らい”によって急きょ変更。栗山監督が投手、ヒルマン氏が捕手、梨田氏が打者にそれぞれ変わり、始球式を終えると3人で記念撮影をした。

 ヒルマン氏は「エスコンフィールドは素晴らしい球場だと心から思います。私はこれまで3か国でコーチをし、数多くの球場を目にしてきましたが、ここまで素晴らしい球場は初めてです」と新球場を評価。

 突然の投手交代には「始球式は、梨田さんと私との間で、ぜひ栗山さんに投球していただきたいという思いがありました。栗山さんは10年間ファイターズで監督をし、WBCでも日本を3度目の優勝に導いた素晴らしい監督なので、ぜひ始球式で投球していただきたいと、梨田さんと私の間でシークレットとしていました。結果として栗山さんに投球いただき、球場にいらしているファンの皆さまにも喜んでいただけたので、私もうれしく思います」とコメントした。

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