巨人・大勢　開幕戦登板へ意欲「WBCで緊張感の中でのゲーム勘は残っている」

東京ドームのマウンドで調整する大勢（撮影・西川祐介）
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　世界一の勢いそのままに全開宣言だ。WBCで4試合に登板した巨人・大勢は「緊迫した場面で投げさせてもらった。WBCで緊張感の中でのゲーム勘は残っているので、緊張する開幕戦でも入りやすくなっている」と、31日の開幕戦登板へ意欲を示した。

　連投への準備もできている。新人最多タイの37セーブを挙げ、新人王に輝いた昨季は3連投は1度のみだったが「起用方法とか変わってくるという予想はある」。守護神として期待され「しっかりと1年間ケガすることなく乗り切りたい」と制限を設けずに臨む。

　2年目のジンクスも気にしない。「ダメだった時は当然言われますし、良かったら良かったで何も言われない。ただそれだけ」。1年間のデータも取られているが「それはお互いさま。データを取られたからとは言い訳はできない」とした。「トップクラスの方々と野球ができる環境は本当に素晴らしい。（短期決戦を）もう一度したい」。次はセ界一のために腕を振る。（小野寺　大）