大谷翔平 WBC制覇の次はFAより「エンゼルスで優勝リング欲しい」大リーグ公式伝える

[ 2023年3月25日 15:47 ]

登板後に囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
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 大リーグの公式ホームページ「MLB.com」が、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が今オフ獲得するFA権利の条件より「エンゼルスでの優勝リング」を見据えていると伝えた。

 大谷はキャンプ地のアリゾナ州テンピのマイナー施設でダイヤモンドバックス傘下のマイナー戦に24日(日本時間25日)登板し、4回2/3を4安打1失点、8奪三振、1四球。試合後の「WBCのような集中力を感じた。開幕への準備はできている」というコメントを紹介した。

 レット・ボリンガー記者は日本でも優勝を経験した大谷が、WBC制覇も成し遂げ、常に目標を達成してきたとし、「WBC後にはインスタのフォロワーが200万人から400万人に増えた」と注目の的になっていると記した。

 同記者は大谷が今季FA権利を取得するが「(大谷自身は)WBCでの結果はFAに影響しないと考えている」と指摘し、「今季のエンゼルスでのプレーに集中している」と続けた。

 大谷も「FAのことよりエンゼルスで優勝リングが欲しい。開幕まで1週間あるのでしっかり準備したい」と、WBCの余韻はもう消え、すでにシーズンで戦うことに気持ちが向けられていると伝えた。

 大谷は30日(同31日)の開幕・アスレチックス戦に登板する予定。

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