侍戦士の巨人・大城卓が凱旋タイムリー「ちょっとはいいとこ見せられたかな」　出場志願で中前適時打

オープン戦   巨人5―2楽天 （ 2023年3月25日    東京D ）

＜巨・楽＞5回、大城卓が瀧中から適時打を放つ（撮影・村上　大輔）
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　凱旋タイムリーだ。WBCで14年ぶりの世界一に輝いた侍ジャパンの巨人・大城卓が、5回の第2打席で中前適時打。「1本出て良かった。ちょっとはいいとこ見せられたかな」と笑顔を見せた。

　志願の出場だった。前日に合流したばかりだが「（チームの）投手と（実戦で）組めていなかったので」と「7番・捕手」で先発出場。新外国人のグリフィン、ドラフト3位・田中千（国学院大）を好リードした。助っ人左腕は「積極的に大城の方から来てくれたので良かった」。シーズンへの予行は万全だ。

　WBCでは2打席のみも「（打撃の）練習時間はあったので」と頼もしさを見せ、原監督も「やっぱりいいところで打ちますね」と評価。「（WBCの）経験を口に出していければ」と大城卓。日本一へ攻守で引っ張る。