ソフトBのWBC優勝メンバー3人がチームに再合流 甲斐「あっという間ではなかった」

[ 2023年3月25日 12:43 ]

オープン戦<ソ・広>優勝報告とメダルを披露する(左から、牧原、周東、甲斐)
Photo By 代表撮影

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表として、世界一に貢献したソフトバンク甲斐拓也捕手(30)、牧原大成(30)、周東佑京の両内野手(27)が25日の広島戦前にペイペイドームを訪れ、対応した。

 近藤健介外野手(29)をのぞく4人は、この日から在籍チームへの合流となった。侍ジャパンメンバーとして、全7試合を戦い抜いた。うち4試合でマスクをかぶった甲斐は「あっという間ではなかったですね。野球人生の中での財産となった。また向上していきたい」。周東と牧原大は、内・外野を守れる快足万能野手として、いずれも途中出場した。6試合に出場し、国際舞台で初安打も刻んだ牧原大は「人生の中で一番、でかい経験をしたのが率直な感想。次は追加ではなく、最初から呼ばれる活躍をしたい」と次回大会を見据えた。5試合に出場し韋駄天(いだてん)の代走として世界中に「足」でも話題を振りまいた周東は「出番が少ない中での(準決勝)メキシコ戦のホームイン。嬉しかったですね。自分の知らない世界を知れた。その点は良かった」と話した。

 3人は、28、29日のウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)に出場し、実戦勘を戻しながら30日に1軍練習に再合流。31日ロッテとの開幕戦に臨む予定となっている。

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2023年3月25日のニュース