高橋慶彦氏も祝福「脱スモールベースボール」が日本をWBC優勝に導いた

[ 2023年3月25日 19:16 ]

WBC優勝トロフィーを抱え歓喜の大谷(中央)ら侍ジャパンナイン
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 元広島などで通算1826安打、477盗塁の高橋慶彦氏(66)が25日、YouTube「よしひこチャンネル」を更新。WBCで優勝した日本の野球で一番変化を感じたスタイルを挙げた。

 日本の優勝を手放しで称えた高橋氏は「バント(犠打)がなかった。今の野球はバントじゃない」と指摘した。

 日本が生きる野球は「スモールベースボール」と言われてきたが、今大会の犠打はチェコ戦の甲斐、オーストラリア戦の中野、メキシコ戦の源田の3度だけだった。

 高橋氏は今回の日本は投手力が打撃力を上回る「投手のチーム」と指摘。投手陣は契約や在籍年数などの理由から「ただいけていないだけ」で、全員メジャーリーグで活躍できるレベルの投手が揃っていたと話した。

 そして、イタリアなど他国との違いとして「ヌートバーを除いてメジャーに行った選手も全員が日本で育った。日本の野球の教育の仕方って正しいんだろうなって思う」と、酷使など批判を受けながら手探りで変革してきた育成制度が今回のWBC優勝でひとつの成果を出したと指摘した。

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