ロッテ、開幕2戦目は種市が有力 最終登板で5回1失点

[ 2023年3月25日 18:48 ]

<中・ロ>力投する先発の種市(撮影・椎名 航)
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 ロッテの種市篤暉投手(22)が25日、バンテリンドームナゴヤでの中日とのオープン戦に先発し、5回6安打1失点、8奪三振と好投。開幕2戦目となる4月1日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)の先発が確実になった。

 4回に3連打を浴びて1点を失い、なお2死一、二塁から加藤匠に左前打を許したものの、左翼ポランコが好返球で二走・細川の生還を阻止し、追加点を食い止めた。「野手に助けられたゲームだった。みんな球際をすごく捕ってくれて、バックホームも刺してくれたので感謝しています」と野手陣に感謝。自身の投球に関しては「そうですね。カウントボールが甘くなって、そこを狙われた感じ。決め球よりも追い込むまでの形をもう少し、しっかりつくっていけたらと思います」と振り返った。

 吉井理人監督はこの日の種市の投球内容について「帰ってチェックします」としつつ、「体調は良さそうだと思いました」と、種市の開幕2戦目の登板にゴーサインを出した。

 種市は2020年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、実戦復帰した昨季は1軍で1試合に登板したのみ。「優勝に貢献できるようにということしか考えていない。2年間投げていないので、個人としての目標は特にない。ただ、チームのために1試合1試合全力で一人の打者を抑えていけるようにしたい」と意気込みを語った。

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2023年3月25日のニュース