【センバツ】作新学院が劇的ベスト8一番乗り!劇的逆転勝利に小針監督「選手たちを信じていた」

[ 2023年3月25日 16:30 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   作新学院9-8英明 ( 2023年3月25日    甲子園 )

<英明・作新学院> 9回1死一塁、作新学院・武藤は左越えに逆転の2点本塁打を放ちガッツポーズ (撮影・後藤 大輝) 
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 作新学院は逆転勝ちで英明に勝利し、ベスト8に一番乗り。2000年以来23年ぶりに春8強進出を決めた。

 1点を先制された直後の2回1死一、三塁から草野晃伸(3年)の適時内野安打ですぐさま同点に追いつくと、1-4と勝ち越された直後の7回も塙綸ノ亮(3年)、高森風我(3年)の連続適時打で2点を返し3-4と迫った。

 8回は無死満塁の好機をつくり、東海林智(3年)の2点打で逆転に成功。宮本隼希(3年)も中前適時打で続くなど、一挙4点を奪い7-4と逆転に成功。ところがその裏、英明に1点を返されると、百々に3ランを被弾。4点を奪われ、試合をひっくり返された。

 それでも作新学院ナインは諦めず、9回1死一塁から武藤匠海(3年)が左越え2ランを放ち、再逆転。土壇場で三度、試合をひっくり返し勝利を収めた。

 最終回は注目の好投手、小川哲平(2年)も登板するなど、ベンチ入り18選手全員を使い切る総力戦で激戦を制した。

 試合後、小針崇宏監督は「苦しい展開だったけど、最後まで諦めずに全員で戦おうという姿勢を持っていましたので、選手たちを信じていました」と振り返り、「前半、なかなか点数が取れずに相手投手のストレート、変化球にタイミングが合わなかったんですけど、若干、大振りが目立ったのでチーム打撃を徹底していこうと。打線として攻略していこうと。我慢比べのような試合でした」と汗を拭った。

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