ロッテのドラ2友杉が3安打&好守 開幕1軍へ「いいアピールができた」

[ 2023年3月25日 18:45 ]

<中・ロ>9回、友杉は内野安打を放ち、猛打賞とする(撮影・椎名 航)
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 ロッテのドラフト2位ルーキー・友杉篤輝内野手(22=天理大)が25日、バンテリンドームナゴヤで行われた中日とのオープン戦で3打数3安打、守備でも好守を見せるなど活躍した。

 「9番・遊撃」でスタメン出場した友杉は初回無死一塁から初回無死一塁からカリステの中前に抜けようかという痛烈な打球を好捕して併殺を完成させると、3回の第1打席で中日の先発・柳の初球143キロの直球を叩いて三塁線を破る二塁打。さらに5回に中前打、7回には遊撃内野安打と、プロ初の“猛打賞”を達成。「良いアピールができたかなって思います」と笑顔を見せた。

 4安打に終わったチームにあって一人3安打と気を吐く奮闘ぶり。実はここまでオープン戦8試合に出場し、12打数1安打、打率・083と不振だった。が、オープン戦残り2試合となる中でのスタメン起用。背番号10は「結果を出せない中でもらったチャンスだったので、今日は思い切っていこうと思ってました。1打席目の初球から思い切っていけたのは、すごい良かったと思います」。一方で6回2死一、三塁の場面で重盗のサインが出たが、三走だった友杉はスタートのタイミングが合わず、本塁で憤死。と課題も残した。

 「開幕1軍っていう目標でやってきて、もうすぐ開幕ですけど、(1軍に)入れるかどうか、まだ分からないですけど、あと何日か、しっかり準備して開幕から(1軍に)入るようにやっていきたい」

 昨季は固定できなかった遊撃手のレギュラー候補に、活きの良い新人が名乗りを上げた。

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2023年3月25日のニュース