ドミニカがイスラエルにコールド勝ち ベネズエラの準々決勝進出が決定

[ 2023年3月15日 12:26 ]

ドミニカ共和国のフアン・ソトがイスラエル戦の初回、二塁打」を放つ(AP)
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 WBC1次ラウンドD組、ドミニカ共和国対イスラエル戦が14日(日本時間15日)、マイアミのローンデポパークで行われ、ドミニカ共和国が10-0で7回コールド勝ちを飾った。この時点でここまで同組で3勝0敗のベネズエラの準々決勝進出が決定。残り1枠をめぐり、15日(同16日)、2勝1敗同士のドミニカ共和国とプエルトリコという強豪同士が直接対決で雌雄を決することになる。

 この日のドミニカ共和国は合計15安打を放って着々と加点。初回、ヒメネスの適時打で先制すると、3回にはマチャドの2試合連続となる本塁打でリードを広げる。その後も追加点を挙げると、最後は7回、セグラが2点適時二塁打で2試合連続完封負けと元気がないイスラエルの息の根を止めた。この大勝に気を抜く暇もなく、24時間も経たないうちに勝った方が1次ラウンド突破、負ければ敗退というカリブのライバル国との大一番を迎える。

 “イチローの秘蔵っ子”としても知られる22歳のロドリゲスは「(プエルトリコが)いいチームだということはわかっている。競い合い、最高のチームが勝ち残るのだろう」と決意に満ちた表情。リナレス監督も「明日、投手陣はみんなが登板可能だ」と総力戦を誓っていた。

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2023年3月15日のニュース