伊代表・フレッチャー兄　打倒日本へ「翔平に“いざ勝負”そんな感じ」口ひげは「団結力を高められるよう」

＜イタリア代表練習＞ノックを受けるDa・フレッチャー（撮影・島崎忠彦）
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　イタリア代表のダビッド・フレッチャー内野手（28）が15日、東京ドームでチーム練習に参加し、内野ノックやフリー打撃などで汗を流した。16日の準々決勝・日本戦で、エンゼルスで同僚の大谷翔平投手（28）と対戦する。練習後に記者会見を行った。以下、一問一答。

　――日本戦に向けて。
　「大きな試合になる。非常にエキサイティングしている。国も挙げて注目している。翔平にいざ、勝負。そんな感じです」

　――日本の印象。
　「たくさんの試合を見ているわけではないけど、良い投手がそろっている。タフなチーム。タレントぞろいの印象がある」

　――大谷が投打で出場予定。
　「彼との対戦。正直、彼のことは（遊撃などで）後ろから見ているので。対戦できることはエキサイティング。チームとしても彼と戦えることは喜び」

　――自身は日本でも知名度がある。
　「エンゼルスの試合にもたくさんの日本のお客さんが来てくれている。東京ドームでプレーすることがいかにスペシャルか、自分でも分かっているつもり」

　――前日に食べたという一風堂のラーメンの味は。
　「一風堂ラーメンは良かった。餃子も良かった。クラブハウスの食事もすごくおいしかった」

　――食べたいと話していたお寿司は。
　「今夜、行こうと思います。一平（水原通訳）が予約をしてくれた今夜、楽しみにしています」

　――エキサイティングな雰囲気。
　「メジャーリーグのプレーオフのよう。エネルギーを注入してマイアミに勝ち上がりたい」

　――大谷の攻略法は。
　「翔平は素晴らしい選手。いつもは味方だけど、攻略法というより打席で何ができるか考えて勝負したいと思っている」

　――イタリアの強さは。
　「我々、投手陣も好調を頼っている。強みは打席での質、スピードだと思う」

――日本との対戦が決まった後、大谷とやり取りは。
　「電話で話しました。基本的な会話。そんなに彼と対戦できることはエキサイトメント。互いにベストを尽くそうとそんな会話をしました」

　――口ヒゲの意味は。
　「チーム全体でみんな口ひげ生やそうぜと。団結力を高められるように。もう少し見た目がイタリア人に似ればいいなという思いもあります（笑い）」