元オリの豪州主砲 同期入団の山本由伸に渡した「お土産」とは… 今も親交「チャットしている」

[ 2023年3月15日 16:58 ]

オーストラリア代表のダリル・ジョージ(右、AP)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で午後7時から準々決勝・キューバ戦を前に、オーストラリア代表のダリル・ジョージ内野手が記者会見に出席。かつて育成としてオリックスでプレーし、同期入団の山本由伸投手との交友を語った。

 山本について「彼は私が日本に来た時に最も快く迎えてくれた人の1人。ここ直近の成績を褒めて、私はボストン・レッドソックスの靴下をお土産で持ってきたし、メジャーの情報をずっとチャットしている。異国の地でプレーする難しさは分かっている。今後彼がどのような旅をするかは分からないが、彼の成功を願って止みません」とお土産を渡したことを明かした。

 負けたら終わりの準々決勝へ「どれだけ重要かは理解している。準備は万全。この試合の一瞬一瞬を大事にしながら試合を楽しみにしたい」とし、キューバに対しては「アプローチは一緒。失投を逃さず、いかに打てるか。そういう緊迫感のあるゲームになる」と見据えた。

 来日中も「昔のチームメートと色んなことをやり取りした。昨日は山本とやり取りした。いい時間を過ごせている。日本に限らずカナダ、US、小さな村に住んでいる母にもメッセージが。NPBに感謝しているし、この旅に感謝している」とし、「このトーナメントがオーストラリアのベースボールにどれほど大きなものをもたらしてくれたか。遠征全体を通してオーストラリア全体が野球を話題にしてくれている。国自体に野球が普及している瞬間、プレーしている姿が野球の文脈を変えている。それが続くように私は今日もプレーを続ける」と意気込んだ。

 4番を任される中「私の本来の持ち味はスピード。冗談ですけどね」とジョークを交えながら「監督は4番として起用し続けてくれている。いつの時代も4番は厳しく攻められている、うちの打順は1~9までやることを徹底してヒットやダブルを積み重ねているので、私云々よりもいかに打線として素晴らしいかを誇りに思っている」とし、去り際には日本語で「アリガトウゴザイマシタ!マタネ、マタネ!ガンバリマス!」と挨拶した。

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2023年3月15日のニュース