ヤクルト成田裕新オーナーが就任会見「プロ野球界の発展のために最善を尽くす」

＜ヤクルト＞就任会見を終え手を合わせる衣笠剛会長CEO、成田裕オーナー、林田哲哉社長COO＝左から（撮影・長久保　豊）
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　ヤクルトは15日、都内で成田裕新オーナー（71）、衣笠剛新会長（74）、林田哲哉新社長（67）の就任会見を行った。

　成田新オーナーは「前任の根岸オーナーの意思を継承して、東京ヤクルトスワローズ、ならびにプロ野球界の発展のために最善を尽くしていきたいと考えております」と決意表明。11年6月から社長を務めてきた衣笠会長は今季の目標に球団初のリーグ3連覇を改めて掲げ「スワローズの歴史をまた新たに積み上げていってほしい。今季、フロントも高津監督をバックアップして、その夢に向かって走っていってほしい」と全面サポートを約束した。

　林田社長は「私はヤクルト本社で国内食品事業の本部長として6年間務めました。球団も事業。共通するところがある。ひとつは強い商品を持つ。球団で言えば強いチームを持つ。本社ではヤクルト1000がある。それと同様、お客さまに喜んでもらえる商品、強いチーム作りをこころがけていきたい」と所信表明した。