落合博満氏 WBC準々決勝以降のキーポイントは「ベンチワークでしょう」

[ 2023年3月15日 19:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が15日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。WBC準々決勝以降に日本で大事になるのは「ベンチワーク」とポイントを掲げた。

 落合氏は「ピッチャーが崩壊したら日本は負ける」と、今後も勝利の比重は投手力にかかってくると話した。

 落合氏は「第2先発と言われるメンバーが(決勝まで)3試合あったとして1人余るわけだから」と指摘。1次ラウンドで「第2先発」の役割を担った戸郷、今永、宮城、高橋奎の中から誰かを準々決勝以降は違った形で起用することになると示唆した。

 落合氏なりの考えはありそうだが、「どこでどういう使い方するかはベンチワークでしょう」と多くは語らなかった。

 さらに球数にも言及。1試合の上限が1次ラウンドの65球から準決勝は80球、準決勝、決勝は95球と増えてくる。

 先発陣に大谷、ダルビッシュらタレントの揃う日本が有利に思えるが、落合氏は「どこまで引っ張り切れるか」と球数に余裕がある中でベンチの交代のタイミング、決断が勝負の分かれ目となる可能性を指摘した。

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2023年3月15日のニュース