大谷エ軍同僚 Da・フレッチャー、日本食に大感激 「Best sushi in the world」

[ 2023年3月15日 17:52 ]

<イタリア代表練習>ノックを受けるDa・フレッチャー(撮影・島崎忠彦)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で8強入りしたイタリアは、日本との準々決勝を翌日に控えた15日、東京ドームで最終調整。エンゼルスで大谷翔平(28)の同僚、ダビッド・フレッチャー内野手が練習後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。寿司を堪能している様子を伝えた。

 フレッチャーは、代表メンバーとともに寿司屋のカウンターに座って笑顔。「Best sushi in the world」と感激した様子だ。エンゼルスで大谷の通訳を務め、今回日本代表に帯同している水原一平通訳が予約してくれた店とあって「おすすめしてくれてありがとう」と感謝した。

 この日の練習後会見で、日本での食事は素晴らしいと絶賛したフレッチャー。大谷とは電話で会話したと言い、「一風堂でラーメンを食べ、餃子もおいしかった。クラブハウスでの食事もおいしい。本当に素晴らしい食に囲まれている。(大谷の通訳の)一平が予約を取ってくれたので、今夜は寿司を食べに行く予定。楽しみにしているよ」と明かした。大谷は、この日の会見で、フレッチャーから連絡があり、「寿司と聞いていたのにラーメンに行ったと言っていた」と話していた。

 フレッチャーは、大谷と同じ18年にメジャーデビューし、同じ1994年生まれの盟友。2人がウオームアップ時に外野で行う“じゃんけんダッシュ”は日本ファンにもおなじみとなっている。

 2013年大会以来2度目の2次ラウンド進出のイタリアは、台湾の台中で行われた1次リーグでは、強敵キューバとオランダを撃破。2試合とも大リーグ通算50勝の大黒柱ハービーが先発して役割を果たしたが、ハービーは球数制限で日本戦には登板できない。チーム防御率は3・75で、日本戦の先発は、10日の台湾戦で2回3安打2失点の右腕カステラニか、11日のパナマ戦で4回2安打1失点の右腕バサロティが予想される。打線は、4試合のチーム打率は・283で、計20得点。本塁打はなかったものの、オランダ戦では1イニングに6点を奪うなど爆発力を秘めている。

 ▽過去の日本VSイタリア 日本の準々決勝の相手は、A組2位のイタリアに決定した。WBCで対戦するのは初めて。プロが参加するようになった00年以降の主な国際大会では、00年シドニー五輪と04年アテネ五輪で対戦している。プロアマ混成チームで出場したシドニー五輪は田中幸雄(日)の本塁打などで6―1で勝利、プロのみで出場したアテネ五輪では中村紀洋(近鉄)、福留孝介(中)が本塁打、投げては先発の上原浩治(巨)が6回4安打無失点に抑えるなど、12―0で7回コールド勝ちした。

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