【WBC】イタリア-パナマで塁審の後頭部に打球直撃 イタリア代表の行動に称賛の声

[ 2023年3月15日 19:32 ]

打球が頭部直撃後、水分補給するシーガル審判(AP)
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 11日に台湾・台中インターコンチネンタルで行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドA組・パナマ-イタリア戦での出来事が話題となっている。

 3回、パナマの攻撃中、三塁塁審でMLB所属のクリス・シーガル審判(40)の頭部に鋭いライナーが直撃。同審判は打球をよけようとかがんだところ、運悪く後頭部に打球が当たり、サングラスも吹っ飛ぶ衝撃だった。

 三塁守備についていたイタリアのガルシアはグラウンドにボールが転々とする中、ボールを追わずに即座に審判に駆け寄って容態を気遣った。結局、記録はファウルとなったが、この行動にネット上では「素敵な光景でした」などと称賛の声が挙がった。

 シーガル審判は直撃後、痛がるそぶりも見せずに気遣う選手らと談笑した後、治療のため退いた。

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2023年3月15日のニュース