巨人・直江 3回無失点で1軍合流即アピール「0で抑えられたところが良かった」自己最速タイ150キロも

[ 2023年3月15日 22:02 ]

オープン戦   巨人2―1ソフトバンク ( 2023年3月15日    ペイペイD )

<ソ・巨2>7回1死二、三塁、増田を併殺打に抑え喜ぶ直江(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 巨人・直江大輔投手(22)が5回から2番手で登板し、3回無失点の好投。この日1軍に合流した右腕がすぐに結果を出し「チャンスもなかなかないと思うので、そこでしっかり0で抑えられたところが良かった」と振り返った。

 今キャンプから取り組んでいる新フォームに好感触だ。「力を一回上に溜めてから、上から下に叩きつける」と、グラブを持つ左手を上げ、上から振り下ろす投球フォーム。自己最速タイとなる150キロも計測し「力んでいる感覚はないので、上手くつながっているかなというのがある」。3イニング目となった7回には無死一、三塁のピンチを背負うも9番・谷川原を145キロ直球で遊ゴロ、1番・増田も144キロ直球で二ゴロ併殺打と、力で押した。

 今季は右手親指付近のマメで出遅れていた右腕が、1軍初登板で猛アピール。原監督も「何か強いものを感じますね。中継ぎもロングもあるいは先発もというところで可能性は秘めている」と評価した。直江も「1軍で投げるということが1番目標なので、先発中継ぎ問わず、とにかく1軍でやりたい」とキッパリ。次回登板に向け「ある程度フォームの形というのはできてると思うので、投げ込みを」と見据えた。

続きを表示

2023年3月15日のニュース