【WBC】キューバが4強一番乗り　デスパイネがV犠飛！豪州に4－3　「赤い稲妻」4大会ぶり決勝Rへ

WBC準々決勝   キューバ4ー3オーストラリア （ 2023年3月15日    東京D ）

WBC準々決勝＜キューバ・オーストラリア＞準決勝進出を決め喜ぶデスパイネ（右）らキューバナイン（撮影・大塚　徹）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の準々決勝、キューバ―オーストラリアが15日、東京ドームで行われた。キューバが4―3でオーストラリアとの接戦を制して準決勝一番乗りを決めた。

　第1回大会で準優勝したものの、以降は3大会連続で決勝ラウンドに進めていなかった「赤い稲妻」が決勝ラウンドに帰ってくる。1次ラウンドA組で2連敗スタートも巻き返して1位で突破したキューバは2回に先制点を許したものの、3回に無死二、三塁から3番・ロベルトの遊ゴロですぐさまに追いついた。

　1－1で迎えた5回に打線がつながった。安打と四死球で無死満塁のチャンスとなり、打席に入ったのは昨季までソフトバンクでプレーしたデスパイネ。追い込まれながらも、最後はきっちりと右犠飛を放ち勝ち越し。さらに6番・ギベルトが1死満塁から右前打で2点を追加し、点差を3点に広げた。

　直後の6回に3番手・エリアスが2点本塁打を浴びて1点差とされるも、7回もマウンドに上がったエリアスはしっかりと切り替えて3人で仕留めた。8回はソフトバンクに所属するモイネロ、9回は中日に所属するR・マルティネスが無失点に抑え、逃げ切って4強を決めた。